講演会<日比谷オペラ塾>

フェニーチェ劇場友の会・主催

豪華講師陣による<日比谷オペラ塾>が大人気!

 

2013年は、ヴェルディ及びワーグナーというオペラ界の巨匠が揃って生誕200年を迎えた記念の年でした。その年に、フェニーチェ劇場友の会主催、会場の千代田区立日比谷図書文化館共催による<日比谷オペラ塾>が、スタートしました。<日比谷オペラ塾>は、毎月、原則として1回、図書文化館の小ホール(定員60名)を使用して、各界の研究者をお招きして行う連続講演会です。

2013年には、まず「ワーグナーへの愛」といったタイトルで、エッセイストでドイツ文学者の池内紀氏など4名の方をお招きし、3月から4月にかけて4回の連続講演会を行いました。

続いて、6月にはやはり4回シリーズで「ヴェルディへの絆」と題して、音楽評論家の加藤浩子氏など4名の講師を招いての講演でした。

この2つの連続講演会が好評だったことから、以後はオペラ・シーズンにならって、10月から翌年9月までを1シーズンとしてテーマを決めて毎月開催する連続講演会となりました。シーズンを、それぞれ前期と後期にわけて募集をかけたところ、毎回参加希望者が多く、つねに開催前に定員になってしまう人気講座となっています。

 

  • 20132014<作曲家でたどるオペラのあゆみ>
  • 20142015<オペラをもっと楽しむ方法>
  • 20152016<深読み名作オペラ>
  • 20162017<続・深読み名作オペラ>
  • 20172018<文学からオペラへ>
  • 20182019<オペラハウスへようこそ>
  • 20192020<歴史の中のオペラ>

 

また、これとは別途に特別講演会として、同じ日比谷図書文化館のコンベンション・ホール(207名収容)を使って特別講演会も行っています。

第1回は、20142015シーズンの開幕記念特別講演会と銘打って、脳学者の茂木健一郎氏を招き、「茂木健一郎、ワーグナーを語る。〜感動と癒しのメカニズム〜」を行いました。

第2回は、20152016シーズンの開幕記念特別講演会と銘打って、作曲家の青島広志氏を招き、「ブルーアイランド先生、「アリアの歴史」を語る。」を行いました。この会では、テノールの小野勉氏にも共演していただきました。

第3回は、20162017シーズンの開幕記念特別講演会と銘打って、再び脳学者の茂木健一郎氏を招いて「茂木健一郎、ワーグナーとニーチェを語る。〜感動と癒しのメカニズム〜」を行いました。

この講演会は、共催者の日比谷図書文化館が各シーズンの前期及び後期ごとに、募集しています。同館のホームページ<日比谷カレッジ>の項目から検索してください。受付の一元化のために、フェニーチェ劇場友の会では受付をしておりませんのでご注意ください。

20192020シーズンは、新型コロナウイルス感染症拡大予防のために、会が一時閉鎖になるなど、講座の予定が大幅に変更(順延)になっています。

 

 

<日比谷オペラ塾>

オペラ初心者から愛好者まで楽しめる<日比谷オペラ塾>

 20221.2.3月は、日曜日の午後に<短期集中講座>として、

オペラの魅力を、ちょっと深掘りしながらお楽しみいただきます 

1月

音楽評論家・堀内 修が語る短期集中講座(全2回)

バロックオペラの大家モーツァルトの知られざる傑作

■前編:「ミラノで初演された3つのオペラ」の魅力を探る

2022年1月16日(日)14時〜15時30分(13時30分開場)

■後編:モーツァルトの本当の傑作は『イドメネオ』だった

2022年1月23日(日)14時〜15時30分(13時30分開場)

 モーツァルトといえば『フィガロの結婚』や『魔笛』などが代表的なオペラとして親しまれていますが、モーツァルト・オペラの本当の魅力は、現在ではあまり上演されないミラノ初演のバロックオペラや中期の傑作『イドメネオ』の中にあります。それらの知られざる作品を紹介しながら、モーツァルト・オペラを新しい視点から解説します。

 

講師紹介:堀内 修(ほりうち おさむ)
1948年東京生まれ。音楽評論家。1975年から執筆活動に入り、オペラ・声楽を中心とした評論を発表。主な著書に、『クラシック不滅の名演奏』(講談社選書メチエ)、『モーツァルトへの旅』『ワーグナーへの旅』(以上新潮社)、『オペラ入門』(講談社学術文庫)、『モーツァルト オペラのすべて』、『ワーグナーのすべて』(以上平凡社新書)などがある。

会 場:日比谷図書文化館 地下1階日比谷コンベンションホール(大ホール)

定 員:各回60名(事前申込順、定員に達し次第締切)

参加費:各回1,500

申込み:日比谷図書文化館 ホームページ申込みフォーム、電話いずれかにて

①講座名、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。

*今後の新型コロナウイルス感染拡大状況により変更となる場合があります。予めご了承ください。
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、下記の対策を実施していますのでご協力ください。
*ご入館時には手指の消毒、職員による検温へのご協力をお願いします。館内では必ずマスクをご着用ください。

 

主催:フェニーチェ劇場友の会 

 

共催:千代田区立日比谷図書文化館 (千代田区日比谷公園1-4

 

引き続き、2月の講座をご案内します。

【お断り】
2月に予定していた「日比谷オペラ塾」は、諸般の事情により8月に変更となりました。 
受講申し込みについてはは追ってお知らせします。

2月→8月

中央大学教授・森岡 実穂が語る短期集中講座(全2回)

ジェンダーの視点から 『魔笛』『コジ・ファン・トゥッテ』を見直す

■前編:「家族」を最小単位として~『魔笛』と家父長制の力

2022年8月2日(火)19時〜20時30分(18時30分開場)

 

■後編:「女はみんなこうあるべき」?~『コジ・ファン・トゥッテ』と性規範

2022年8月17日(水)19時〜20時30分(18時30分開場)

 

 オペラ作品は書かれた時代の社会規範を反映しているので、現代のジェンダーに関する感覚からすると「差別的」と思われる部分も出てきます。しかしむしろそうした「問題」に注目することが、作品の構造をより明確に理解する助けとなり、同時に私たち自身の社会について考える機会をもたらすこともあるのです。今回は2つのモーツァルトのオペラを題材に、オペラ演出を見る上で役立つ基本的なジェンダーに関する視点を学び、それが作品解釈にどういう拡がりを与えているかを検証します。

 

講師紹介:森岡実穂(もりおか みほ)

中央大学経済学部教授。1966年千葉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。イギリス・ノッティンガム大学文学部修士課程修了。専門分野はオペラ表象分析、19世紀イギリス小説、ジェンダー批判。同時代の先鋭的な演出家による舞台を中心に、ヨーロッパのオペラ上演における政治的表象を追跡・分析している。著書に『オペラハウスから世界を見る』(中央大学出版部)など。

問い合わせ:フェニーチェ劇場友の会(千代田区文化芸術協会所属団体)

☎:0332625411(コミュニケーションフォーラム内)

主催:フェニーチェ劇場友の会

共催:千代田区立日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園14

引き続き、3月の講座をご案内します。

オペラ初心者から愛好者まで楽しめる<日比谷オペラ塾>

 2022年1、2、3月は、午後のひとときを<短期集中講座>として、

オペラの魅力を、ちょっと深掘りしながらお楽しみいただきます 

3月

横浜国立大学教授・小宮正安が語る短期集中講座(全2回)

文化史から読み解く 「ウィンナ・オペレッタ」の魅力と変遷

■前編:ウィンナ・オペレッタ「金」の時代

~シュトラウス2世やホイベルガーの作品を中心に~

2022年3月6日(日)14時〜15時30分(13時30分開場)

 

■後編:ウィンナ・オペレッタ「銀」の時代

~レハールやカールマンの作品を中心に~

2022年3月20日(日)14時〜15時30分(13時30分開場)

 

 『こうもり』や『メリー・ウィドウ』などの大ヒットで、一時代を創り上げたウィンナ・オペレッタ。この講座では、文化史の視点を交えつつ、19世紀後半から20世紀前半にかけて興隆したウィンナ・オペレッタの魅力や変遷について探ります。上記の2大ヒット作以外の作品にも、随時触れてゆきます。 

 

講師紹介:小宮 正安(こみや まさやす)

1969 年東京生まれ。横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院教授。ヨーロッパ文化史・ドイツ文学研究家。著書に『ヨハン・シュトラウス』(中公新書)、『コンスタンツェ・モーツァルト―〈悪妻〉伝説の虚実』(講談社選書メチエ)、『モーツァルトを「造った」男―ケッヘルと同時代のウィーン』講談社現代新書)など多数。

会 場:日比谷図書文化館 地下1階日比谷コンベンションホール(大ホール)

定 員:各回60名(事前申込順、定員に達し次第締切)

参加費:各回1,500

申込み:日比谷図書文化館 ホームページ申込みフォーム、電話いずれかにて

①講座名、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。

*今後の新型コロナウイルス感染拡大状況により変更となる場合があります。予めご了承ください。
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、下記の対策を実施していますのでご協力ください。
*ご入館時には手指の消毒、検温へのご協力をお願いします。館内では必ずマスクをご着用ください。 

問い合わせ:フェニーチェ劇場友の会(千代田区文化芸術協会所属団体)

☎:0332625411(コミュニケーションフォーラム内)

主催:フェニーチェ劇場友の会

共催:千代田区立日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園14

引き続き、4月の講座をご案内します。

オペラ初心者から愛好者まで楽しめる<日比谷オペラ塾>

 2022年4月からは、午後のひとときを<短期集中講座>として、

オペラの魅力を、ちょっと深掘りしながらお楽しみいただきます 

4月

音楽評論家・石戸谷結子が語る短期集中講座(全2回)

若手歌手たちの台頭で 群雄割拠の時代が始まった欧米オペラ界の今

■前編:「いまが旬、新世代ソプラノたち、聴きくらべ」

4月7日(木)14時〜15時30分(13時30分開場)

 

■後編:「いまが旬、新世代テノールたち、聴きくらべ」

4月19日(日)14時〜15時30分(13時30分開場)

 

 コロナ禍で欧米のオペラ・ハウスは休演や無観客での上演を余儀なくされています。そんな状況でも歌手たちはさまざまな方法で舞台に立ち、歌い続けています。ここ数年は歌手の世代交代が続き、実力ある若手歌手が台頭してきました。いま旬を迎えた歌手たちは、どんな顔ぶれなのか。2019年から2021年ころまでに上演された作品などから、若手歌手たちの未来を占っていただきます。

 

講師紹介:石戸谷結子(いしとや・ゆいこ)

音楽評論家、音楽ジャーナリスト。青森県出身。早稲田大学卒業。音楽之友社編集部を経て、1985年からフリーの評論家へ。専門ジャンルはオペラ。豊富な取材経験を通して、『マエストロに乾杯』『オペラ歌手はなぜモテるのか?』『オペラは見てのお楽しみ』『あらすじで読む名作オペラ50』『石戸谷結子のおしゃべりオペラ』など、著書多数。他に、各種プログラムの解説などを手がけている。

会 場:日比谷図書文化館 地下1階日比谷コンベンションホール(大ホール)

定 員:各回60名(事前申込順、定員に達し次第締切)

参加費:各回1,500

申込み:日比谷図書文化館 ホームページ申込みフォーム、電話いずれかにて

①講座名、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。

*今後の新型コロナウイルス感染拡大状況により変更となる場合があります。予めご了承ください。
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、下記の対策を実施していますのでご協力ください。
*ご入館時には手指の消毒、検温へのご協力をお願いします。館内では必ずマスクをご着用ください。 

問い合わせ:フェニーチェ劇場友の会(千代田区文化芸術協会所属団体)

☎:0332625411(コミュニケーションフォーラム内)

主催:フェニーチェ劇場友の会

共催:千代田区立日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園14